境内案内
善楽寺境内のご案内 四国第三十番霊場 善楽寺お坊さんは朝と夕方にお勤めをするよ。お勤めではお経を読むよ。
本 堂
境内の一番奥にある大きなお堂が当山の本堂。昭和57年に改築され近代的な造りをしております。
本尊様は金佛阿弥陀如来坐像。他にも本堂内には江戸時代末期の木造薬師如来坐像や観音菩薩等が座されておられます。 ▲写真右側が本堂、左側が大師堂。
本尊様は金佛阿弥陀如来坐像。他にも本堂内には江戸時代末期の木造薬師如来坐像や観音菩薩等が座されておられます。 ▲写真右側が本堂、左側が大師堂。
大 師 堂
本堂左隣の御堂が大師堂。昭和9年に建立され、本堂とは対照的な木造建築物です。当山のお大師様は「厄除け大師」として知られ、災難厄除のご利益高く厄年のお参りや、交通安全等の祈願をすると霊験あらたかであると伝えられております。
梅見地蔵
納経所で梅見地蔵のお守りや枕カバーをお授けいたしております。
本堂の南、子安地蔵堂の左にいらっしゃるのが当山の有名な仏様の一人、梅見地蔵。文化13年(1816年)の建立で首から上の病や悩みにとてもご利益があるといわれている珍しいお地蔵様です。昔、大師堂の横の梅を仰いでいるように鎮座されていたことからその名がつけられたといわれております。脳の病気やノイローゼ、合格祈願や目、鼻、耳等の病気平癒等で祈願に訪れる参詣者が多く、信仰を集めております。
子安地蔵堂
本堂の南側に位置する子安地蔵堂。内にはやさしいお顔のお地蔵様が安座されております。この子安地蔵は、昔難産で苦しんでいる妊婦をお大師様が祈祷し安産させたという伝説のあるお地蔵様を勧請しており、安産や子宝祈願にご利益があるといわれております。
地 蔵 堂
子安地蔵堂の右隣にあるのが地蔵堂。平成17年に改築された一番新しい御堂です。こちらには水子地蔵様が座され、供養や回向のため参られる方を迎え見護っておられます。御堂の入り口、右側にはお遍路の研究に関しての報告掲示板があり、左側にはお地蔵様の形をした絵馬をかける場所があります
▲写真右側が本堂、左側が大師堂。
平和の塔
本堂前、境内の一番東側に建てられているのが平和の塔。昭和13年に旧満州に930部隊で出兵し、錦県 東安 虎林 一訓に 駐屯、ソ満国境の警備に当たった?重兵第11聯隊第1中隊の戦没者及び物故者の御霊を祭り、永久の平和を祈念し二度と戦争を起こさないことを誓い建立されました。右隣には、嗚呼立町隊盡忠之地と彫られた石塔も建てられています。
納 経 所
当山入り口に一番近い左側にある建物が納経所でございます。納経所の時間は霊場会で定められているとおり、朝7時~夕方5時、時間厳守となっております。なお納経所では、お守りや参拝記念、お遍路さん用品等もおいてあります。
当山のお守り、参拝記念、お遍路さん用品について
取 水 場
納経所の手前にある取水場。ここで身口意を清めてお参りします。足下では邪鬼が重い手水鉢を一生懸命支えてくれています。
また、隣にある小さな手水鉢は、善楽寺が廃寺となる以前の宝暦3年(1753年)神仏習合の時代、土佐の豪族長宗我部元親公が嫡男の哀悼の爲、一宮神社で千部経の大法会を厳修していた際に出仕僧が寄進したもので、歴史的史料としても重要な鉢でございます。
また、隣にある小さな手水鉢は、善楽寺が廃寺となる以前の宝暦3年(1753年)神仏習合の時代、土佐の豪族長宗我部元親公が嫡男の哀悼の爲、一宮神社で千部経の大法会を厳修していた際に出仕僧が寄進したもので、歴史的史料としても重要な鉢でございます。
他にも駐車場の隣には、お手洗いやトマトの良心市があります。